<Header>
<Author: 岑參>
<Title: 九日使君席奉餞衛中丞赴長水>
<Format: 格式不明>
<Year: 1965>
<BookName: 唐詩選　下>
<Translator: 斎藤晌>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 九日（きうじつ）、使君（しくん）の席（せき）にて 衛中丞（えいちゅうじょう）の長水（ちゃうすい）に赴（おもむ）くを餞（はなむ）けし奉（たてまつ）る >
<BookPage: 103>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
節使橫行西出師，
鳴弓擐甲羽林兒。
臺上霜風凌草木，
軍中殺氣傍旌旗。
預知漢將宣威日，
正是胡塵欲滅時。
爲報使君多泛菊，
更將絃管醉東籬。
<End Poem>
<Translation>
衛中丞は大将軍として威風堂々と出陣されることになった。これに従うものは甲胃に身を固め、弓の弦を鳴らしてきおいたつ近衛兵の健兒たちだ。御史塞にあっては、秋の霜を帶びて吹く風が草木を枯らすように、不正邪惡を肅正された中丞が今や軍中 にあっては打ちなびく旗指物を烈々たる殺氣がたちこめている。しかし、あらかじめわかっていることは、閣下が戦場に臨んでその威力を發揮される日こそあの蛮族の侵入軍が捲き起こしている戰塵が吹きはらわれようとするときである。
そこでわたしは、この席の主人公である長官に進言することにしよう。もっと菊花の酒を十分に用意して、改めて管絃のしらべで興を添え、暫くの間、一切を忘れて陶淵明が東籬のほとりで楽しんだように、大いに歡を盡くしていただこうではないか、とね。
<End Translation>
<Formatted Translation>
衛中丞は大将軍として威風堂々と出陣されることになった。
これに従うものは甲胃に身を固め、弓の弦を鳴らしてきおいたつ近衛兵の健兒たちだ。
御史塞にあっては、秋の霜を帶びて吹く風が草木を枯らすように、
不正邪惡を肅正された中丞が今や軍中 にあっては打ちなびく旗指物を烈々たる殺氣がたちこめている。
しかし、あらかじめわかっていることは、閣下が戦場に臨んでその威力を發揮される日こそ
あの蛮族の侵入軍が捲き起こしている戰塵が吹きはらわれようとするときである。
そこでわたしは、この席の主人公である長官に進言することにしよう。もっと菊花の酒を十分に用意して、
改めて管絃のしらべで興を添え、暫くの間、一切を忘れて陶淵明が東籬のほとりで楽しんだように、大いに歡を盡くしていただこうではないか、とね。
<End Formatted Translation>